
How to
点て方・楽しみ方
濃茶と薄茶では、湯の量・温度・茶筅の動きの目的がまったく異なります。以下は稽古とカフェ双方で再現しやすいベースラインです。流派・茶会の礼法がある場合は、そちらを優先してください。
薄茶(うすちゃ)
碗の中で「きめ」を立てる
- 湯温
- 約 75〜85℃(沸かしすぎない。軟水が理想)
- 抹茶量
- 目安 2 ちゃしき(約 2g)/水 70ml 前後
- 茶筅
- 穗が細かいもの。W 字型で腕を素早く前後に動かし、泡立ちを確認
- 待ち
- 立てすぎない。表面に細かな泡が均一に乗れば完了
濃茶(こいちゃ)
粘度と旨味の塊を「解す」
- 湯温
- やや低め 60〜70℃ 帯が多い(流派・銘柄で差あり)
- 抹茶量
- 目安 3.5〜4g 以上/少量の湯から開始し足すことも
- 茶筅
- 泡を立てない。碗底を這わせるようにゆっくり均一に
- 待ち
- 澱が出ないよう、一気にかき回しすぎない
モダンな楽しみ方
抹茶ラテでは、牛乳の脂肪が香気を包み込みやすいため、濃いめの碾茶か、泡立て器で軽くエアレーションして香気を抜くとバランスが取りやすいです。ソーダ割りでは、微粉が沈殿しやすいのでよく混ぜ、氷の溶解で薄まる分を最初から濃い目にするのがコツです。